madameH CLOSET
カテゴリ
全体 心躍るものたち 私的ファッション考 やっぱりCinema REMODE 便り 生活を彩るものたち 旅の記憶 美味しいものセンサー 人生の棚卸後残ったもの ごあいさつ madameH的読書 熟年メンテナンス madameHcloset 心に残るひと ロジェ・ヴィヴィェマニア madameH家の食堂 madameHの超簡単料理 ひとりごと madame塾 以前の記事
フォロー中のブログ
検索
タグ
最新の記事
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
皆さま、おはようございます。 大阪から入って 2泊3日の京都旅…中身のいっぱい詰まった旅でした。 長〜く京都に通っているのに… 今回の京都は、初めての体験ばっかりで何処を切り取って記事にまとめるか…? 「俵屋の不思議」もいい加減おしまいにしないと 後がつかえてますから。 日頃はB級グルメ専門の私。 懐石料理は、日常、殆ど縁が無い。 記録の意味もあって、箸を付ける前に、ひとつ、ひとつ画像に収めました。 神無月の献立…嗚呼〜、読めない漢字が多すぎ。 フランス語の手書きメニューに通ずるものがあります。 特に魚の漢字が…難しい。 ご興味のあるかたは献立を拡大してご覧下さい。 ★神無月とは…十月は、諸国の神々が男女の縁組みを相談すべく出雲に集うため、 神不在の月とて神無月(かんなづき)出雲だけが神在月ということになる。 (新、懐石サントリーより抜粋) ①先附と小茶碗 ◯九絵(クエ)は、よく鍋に使う魚らしい。 九絵、初めて口にしたお造り。 鯛の昆布〆は、ぽん酢醤油で 白身魚のお造り、小ぶりの土物の器によく合うのね。 ③煮物 ◯字が分からない。この魚なんでしたっけ?京美人のN美さんhelp! あ、ぐじ(甘鯛)じゃなかった? ◯笹鰈は二種類、黒胡麻と黄身焼 取り皿の漆器は象彦のだった。 竹の皮を曲げた曲線がきれいで一目惚れ。 同じものを、昨日、寺町象彦で見つけた。 私にも手が出せる値段だったので買いました。 ⑤取肴 焼栗、いちょう煎餅、酢取り蓮根、人参葉胡麻和え ◯押し寿司はやっぱり関西ならではね。 人参の葉の胡麻和えは初めてだった。 素朴な素焼きの土物に押し寿司のセンス! ⑥温物 ◯射込みとは、食材をくりぬいて詰めものをすること。 三度豆はいんげん豆のことね。 ⑦強肴 ◯鱧って夏が旬と思っていたら、実は10月がおいしいんですって。 ◯香の物は板場の新人さんが、責任を持って任されているんですって。 おいしかったわよ〜、頑張れ。 鯵の押し寿司食べても、白いご飯は別腹です。 どの料理も、土物の器とのコンビネーションが絶妙。 飾り過ぎず、ほっこりした温かみを感じるのはそのせいなのか? 塗り物は、絵付なしのシンプルなものって言うのもいい。 奇をてらわないシンプルで真っ当な京料理だと思います。 料理を運こんで来るタイミングが絶妙。 隠しカメラが有るのでは?と思うくらい。 お酒を飲むお客と、飲まないひとの時間差も計算しているんでしょう。 ⑨水物 無花果甘味煮 ◯ワイン煮とかにしない、超シンプルな甘味。 もう、ひとつ食べたかった。 料理を真似するには、ハードルが高すぎるけれど さりげなく美しい盛りつけかたや器の使いかたを 家庭料理でも参考にしたいものです。 あくまでも料理が主役というのが分かる。 凝りすぎって…洗練とは程遠いと思うので。 懐石料理の深い意味も解らなかった。 今になって、この本の魅力がよく分かる。 色んな経験を積んで、初めて大人になるわけで… 「俵屋の不思議」な魅力も、多分、大人じゃないと分からない。 分かりやすい豪華な調度品や品数だけを誇る料理を出す 高級旅館とは対極にあるのが俵屋で 泊まってみて初めて、その値打ちに納得するのも俵屋。 外資系のバカ高〜い高級ホテルに比べたら全然高くないと思う。 大人になったら、是非行って見て下さい。 大人になったら着たいシャツ…ちょっとベタ過ぎなキャッチコピー>_<
by madameH
| 2017-10-18 08:00
| 旅の記憶
|
ファン申請 |
||