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GWは映画三昧で過ごす・・・と言っても激混みの渋谷や新宿はイヤよね~。
「映画は劇場で」派の私もTSUTAYA通いの日々を過ごしております。 私madameHは特に60年代の映画が大好き~ 何度観ても興味の尽きない「ボッカチオ’70」 1962年に公開された伊/仏合作、1話~4話になるオムニバス映画です。 第2話(監督はフェリーニ)のアニタ・エバーグも 第4話(監督はデ・シーカ)のソフィア・ローレンも それぞれ天晴れ!なイタリア女の魅力全開で素敵なんですけれどね・・・ ついつい繰り返し観てしまうのは 第3話(監督はヴィスコンティ)のロミー・シュナイダー ロミーが主演でヴィスコンティが監督ですもの! それは見応え最高級ですわよ。 ヴィスコンティ独特の鼻につくほどの美意識が満載・・・ため息ものです。 超お金持ちの若夫人ロミーが着こなすCHANELの数々・・・ロミー・シュナイダーの シャネルの似合いっぷりは他の追随を許しませんよ。 典型的なシャネルスーツ。上着の見返しとブラウスとカフスが同じ素材ですね。 使われている絵画や調度品もヴィスコンティならではのこだわりが・・・ ブレードトリミングがとても上品な感じ。ヘアスタイルも可愛い。 ツイードの素材感とブラウスのディテールが良く分かります。 ブラウスはノースリーブなの。なので・・ジャケットの袖口にカフスが付いているのでした。 華奢で貴族的な御身あしに似合うシャネルシューズ。 こちらもシャネルのロングブラウス。マトラッセの生地でシノワズリーっぽいイメージ。 このスーツはホントに素敵なんです~! 本編で是非確認してみて下さいね。 ロミー扮するこの若奥さま・・・召使いにお着替えを手伝わせてこれから「お仕事」を 捜しに行くと言う・・は?? ロミー奥さま・・「車を用意させて」 召使い・・「ジャガーに致しますか?」 ロミー奥さま・・「600にするわ・・自分で運転して行きたいから」 ですって!!~ 確かにねーー(納得) シャネルを着て公共交通機関はやっぱり可笑しいわ・・ おまけに、ミンクのお帽子とストール付きですしね ・・ってな訳でして「ボッカチオ’70」 特に第4話でシャネルとヴィスコンティの世界感を堪能なさるのも 悪くないGWの過ごし方だと思いますけど・・・・
by madameH
| 2013-04-30 02:12
| やっぱりCinema
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