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1960年に公開されたフェリーニの 代表作「甘い生活」・・舞台は50年代後半のローマ
アニタ・エクバーグのトレビの泉のシーンばかりが有名ですが 私が一番興味深い場面は後半の終わりに近い「ローマ上流社会の乱痴気騒ぎパーティー」 素敵な沢山~のリトルブラックドレスが登場します。 それもその筈、カンヌ映画祭ではパルムドールを受賞してますが、アカデミー衣装賞の栄冠にも輝いております。 注:白黒映画なので全て黒いドレスに見える訳なのです。あしからず。 アヌーク・エーメ この方は乱痴気騒ぎには参加なさっていません(笑) 他の追随を許さぬ美貌は迫力もの! バックスタイルにもシフォンが・・・贅肉なしの美しい背中が条件 サングラス掛けるのを思わず躊躇してしまいますね・・我々日本人は。 光った石が全体にびっしり。アクセサリーなんぞ要りません。 マルチェロの美男っぷりにも注目 衿明き・・デコルテの美しさが命ですね。 隣のマダムのケープ風、大きな衿も上品で素敵。 こちらのご令嬢はオーガンジーの重ね衿ケープ ケープを外しますと、このようなドレスになります。 マルチェロにシャンパンをぶっ掛けられる右側のセレブ。 大きな白衿・・それいゆby中原淳一的。 こちらのマダム、一枚一枚身に付けているものを脱いでいきます・・・ 前後とも深いV衿明きのドレス。肩の小さなリボンがポイント。 当時のローマ上流社会の退廃と背徳と・・倦怠を描いているわけですが 現代社会に比べたらそれ程とは思えない・・・あらゆる意味で美しい映画だと思います。 タートルネックのプルオーバー(それもスリーブレスの)をイタリアでは Dolce vitaと呼ぶのは何故なんだろう・・? <番外編> 同じく60年代の映画「悲しみよこんにちは」ジーン・セバーグのリトルブラックドレス。 清楚で可愛い。この映画のおかげで「セシル」カットが大流行りしました。 映画はね~つまらないですよ。サガンを英語でやるなんて言語道断!
by madameH
| 2011-06-01 00:29
| やっぱりCinema
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