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「マリリン・7日間の恋」
![]() 春の大嵐にもめげず映画部活行ってまいりました~。 先週の部活「サルトルとボーヴォワール」は、まさかの期待外れ! 「何だかね・・」の結果に終わったので、もっぱらのTUTAYA通いでお茶を濁す日々。 「映画は劇場で観よう」が我が映画部活動のモットーである。 嵐なんかに負けてたまるか!(傘させず、おかげでビショ濡れ) マリリン役の女優(ミシェル・ウイリアムズ)ちょっと違うのでは?? と思っていたので大きな期待はせずに出掛けた。 が・・・いい意味で裏切られましたよ! なかなか面白い良く出来た娯楽映画だと思った。 無名の青年との淡い恋はさて於いて(実際にあまり重要な要素でない) 「王子と踊り子」の撮影のために夫アサー・ミラーと共にロンドンに降り立った ハリウッドの大スターマリリン・モンロー・・・ あらすじは公式サイトで確認して頂くとしてですね・・ 私が興味を持ったのは、 マリリンとサー・ローレンス・オリヴィエとの 演技に対する思想の違いと確執の部分。 英国舞台俳優であるローレンス・オリヴィエ(ケネス・プラナー、はまり役)の 古典的で形式的な表現方法とリー・ストラバーグのアクターズスタジオで学んだ 「メソッド演技法」に異常にこだわるマリリン。お互いに相いれない水と油の様。 ま、そんな面倒くさい理論は別としても 天性の女優マリリンはスクリーンの中で誰よりも輝く。誰をも魅了してしまう。 ローレンス・オリヴィエの妻でもあり 、あの美貌の大女優ヴィヴィアン・リーでさえも スクリーンの中でキラキラと輝くマリリンに敗北感と嫉妬心を持ってしまう。 1957年当時のイギリス、実際に撮影に使用されたスタジオや ウィンザー城、イートン大学やテムズ川のほとり、 マリリンが滞在してた旧い屋敷などイギリスの建物や景色が美しい。 マリリン役のミッシェル・ウイリアムズは体型やしぐさなど(唄や踊りも勿論) 完璧に研究しつくて大健闘。 各賞にノミネート&ゴールデングローブ主演女優賞を取りましたよね。 ★脇役が良い!特にジュディ・ディンチ。 あのエマ・ワトソンも出ていたがちょっとビンボー臭かった。 「マリリン・モンロー、ノーリターン」と唄ったのは野坂センセイですが マリリン・モンローは永遠です! <番外編> 1960年の「恋をしましょう」・・・フランスの色男イブ・モンタンと共演。 ![]() 数多いマリリン映画の中でもお気に入りのひとつ。 小柄なのにメリハリの効いたボディ。 骨の存在を感じさせない柔らかそうな肌。 あどけない表情をかいまみせる小さな顔。 ![]() 撮影当時、熱々だったお二人。画面からも熱々ぶりがうかがえます。 ![]() モテモテ男のモンタンでさえも マリリンの魅力には抗えませんでした。 彼の妻、名女優シモーヌ・シニョレは 当時のマリリンと夫の関係に心を痛めて 自殺未遂するまでに至ったとか・・・・ う・・・分かる気がする・・・
by madameH
| 2012-04-03 23:49
| やっぱりCinema
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