madameH CLOSET
カテゴリ
全体 心躍るものたち 私的ファッション考 やっぱりCinema REMODE 便り 生活を彩るものたち 旅の記憶 美味しいものセンサー 人生の棚卸後残ったもの ごあいさつ madameH的読書 熟年メンテナンス madameHcloset 心に残るひと ロジェ・ヴィヴィェマニア madameH家の食堂 madameHの超簡単料理 ひとりごと madame塾 以前の記事
フォロー中のブログ
検索
タグ
最新の記事
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
巨匠パトリック・デマシュリエのダイナミックな写真が印象的です。 モデルはスウェーデン出身の女優、アリシア・ヴィキャンデル。 先のアカデミー賞で助演女優賞を獲得した 弱冠27歳の若手女優です。 とてもチャーミングな女優さんですが 童顔でファニーフェイス、まだ27歳なのに 豊潤で大らかな母性を感じさせる。 映画のなかでは、妻と言うよりも母親そのもの 無償の愛でリリーを支えます。 素晴らしいんですよ~アリシアの演技が。 今後が楽しみな、いい女優のひとりですね。 「リリーのすべて]←公式サイト 原題・THE DANISH GIRL 今でこそ、トランスジェンダーについて多く語られ 理解も深まりつつありますが・・ 1920年代半ば、世界で初めて 果敢にも性別適合手術を選んだ リリー・エルベの実話を題材に映画化。 「英国王のスピーチ」「レミゼラブル」で有名な アカデミー賞獲得映画の名人、トム・フーバー監督。 上手いんですよね~! 感動映画の作り方が・・・ マニアックな趣味に偏らず ビッグヒットを連打した監督ならではの お金と時間を掛けた丁寧な作り込み 重い題材の長~い物語を飽きさせずに観せる手腕が凄いです。 最後は、観客の90%を感動の暖かい涙に誘い込む・・ (監督は涙がお好きみたい) 或る意味、誰にも分かりやすくて エンターテイメント性に富んだ映画だと思いました。 ストーリーの説明は公式サイトで確認して頂くとして・・長くなるので。 カメラワークが抜群に綺麗! 特に、舞台であるコペンハーゲンの街並み。 画面の色合いがまさに、絵画のように美しい。 この1920年代半ば~30年代は、折しも 「アール・デコ」のムーブメントが世界中を席捲していた時代でした。 絵画だけではなく、ファッションも建築も、舞台芸術も・・・ 私、この時代背景が一番好き。 当時の風俗が丁寧に描かれています。 難役リリーを演じるのは今や、英国若手俳優No-1の エディ・レッドメイン君。 私の過去記事「マリリン・7日間の恋」 この時はナィーブな青年役がハマってましたが、あまり目立たない。 その後、フーバー監督の「レミゼラブル」で一躍有名に・・ あら偶然にも、マリリン役のミッシェル・ウイリアムズも LVのアンバサダーガールでしたね。 LVって完璧な美人よりもアリシアやミッシェルのように ニュアンスのある表情のファニーフェイスを好んで起用しますね。 この映画はDVDではなくて やはり劇場で鑑賞しましょう~。 おウチで、ご飯食べながら、観る題材ではないし・・ コペンハーゲンのあの美しい街並みは やっぱり大画面じゃないと勿体ないと思いますわよ。 特別映像が興味深いです。
by madameH
| 2016-04-13 08:00
| やっぱりCinema
|
ファン申請 |
||