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![]() 家族三人で、恒例の花園神社の酉の市へ。 熊手代わりの豪華絢爛、てんこ盛りな飾り物。 デザインも昔とは大きく変わって、何だかアニメチック? 協議のうえ、大きさも程々のものに決定。 ご祝儀を渡すと、飾り物を慌てて追加してくれるのがおかしい…(^_^) 半被を着たおニイさん達の掛け声と、景気のよい拍子木。 商売繁盛、家内安全を願って、それ〜〜! 「パン、パン、パン!パパパン、パン!パン!パパパン!」 手打ち式終了〜!「ありがとうございまーす!良いお年を!」 …これで、年末行事もおしまい。 酉の市が、終われば、新しい年はすぐそこに来ている。 早すぎる〜と言ったって、待ってはくれない。 お寿司をつまみながら(これも恒例) 「去年の今頃はね、まさか、こう言う展開の年になるとは思ってもみなかった」 と、あらためて振り返ってみたり…。 商売繁盛は別として、とりあえずは家内安全だった 今年も、つつがなく暮れて行く。 お詣りするのも、ひと苦労。 ここに初めて来たらしい、お隣の若者が 「新宿のド真ん中に、こんな神社があったなんて」だって。 へぇ〜、花園神社を知らない、今どきの若者たち。 花園神社→紅テント→状況劇場→唐 十郎 私たち世代の常識問題だった。 寺山修二の「天井桟敷」しかりね。 とんでもなく、妖しくて、美しい世界に 憧れながらも、怖くて近寄れなかった。 1970年代初め〜半ば過ぎ、新宿のこの界隈は 才能に溢れ過ぎている若いひとたちの熱気で 気分が悪くなるほど、街全体が沸騰していた。 新宿2丁目のはずれにあるBarに (注・ゲイバーではない) 年代物のジュークボックスがあって 「時の、過ぎゆくままに〜♪ この身をまかせ〜」 「青春〜の、後ろ姿を〜ひとは皆忘れてしまう〜♩」 この2曲だけが、繰り返し、繰り返し流れていた。 もしかして…自分が何度もコインを入れたのかもしれない。 あの頃の自分に戻りたいとは、全く思わないけれど 持てあますほどの時間を、ただ浪費していた贅沢な時代が懐かしい。 そんな感傷ひたる暇もなく、いつものように年が暮れて行く。 (そうです!早く仕事を片ずけないと)
by madameH
| 2016-11-25 08:00
| ひとりごと
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